分け入つても 分け入つても 青い山

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野球馬鹿


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この日の試合展開を何も憶えていません。

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想像以上に視界の良かった席で、

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ただひたすらに好きな選手にレンズを向け、

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撮るというより、シャッター押したままだったという方が正しいかもしれない。

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好きな選手のプレーが手を伸ばせば届くような距離で、

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その内容を全く記憶になくとも、強烈な印象を残したことが起きました。

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中島選手が満面笑みであることからレンズを向けましたが、その先に何があるのか判りませんでした。

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一瞬でその笑みの意味を理解する。

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思うように生きている人などいない。

野球選手も現状に満足しているなんて少ないはず。

しかし彼らは、消去法でこの場所にいるのではない。

多くの人は妥協から今がある。

好きなことを生業にしている苦悩はあると思います。

紆余曲折。

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打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、

膝頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間。

その空間とは、ストライクゾーン。

そこに凝縮された紆余曲折。

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何を思い何を語り何を感じたか、それはただの推測という妄想の自己満足でしかありません。

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2人は握った手をなかな離そうとしませんでした。

ブログタイトルの曲です。



本当は自分の稚拙な駄文を並べるより、この歌詞を記したいのですが、

著作権がどうのとうるさいのでほんの一部を。

興奮と失意

過ちと償い

栄光と挫折

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川端選手と駿太選手が2人を神妙に見ていたので、世界に通じるこの2人には

何か響いたのかもしれません。

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頑張るのも自分。

諦めるのも自分。

自分の人生において責任をとるのは常に自分。

それが華やかなグラウンドの光と影。

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月間MVPに輝いた安達選手をメインで撮ろうと決め、

練習見学でその安達選手の姿が見えないという知らせを知り合いから受けてうな垂れる。

が、姿を確認してテンション上がる上がる。

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ということで、この日はこんなに撮った記憶はないというほどという安達選手をカメラで追いました。

しかし試合の見せ場は安達選手でなかった。

9回裏1-3。

1死で一塁走者安達選手、打席にT-岡田選手。

自分はネクストに目を瞠る。

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T-岡田選手のタイムリーツーベースで1点差。

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代打が告げられ、

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歓声が湧く。

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自然とカメラ構える手に力が入り、喉の渇きを覚える緊張感。

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代走の縞田選手が還れば、同点。

この千載 一遇の好機が結果的にあのハーフスイングの判定だったのでしょう。

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ただの憶測でしかありませんが、

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やることは一つ、その川端選手の意思を

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翻弄していたのがマリーンズの益田-田村バッテリーでした。

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抑えるという気概ではなく、向かっていく川端選手の気持ちをマイナスへ誘う策。

そのように、自分の目には映りました。

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漲るパワーを押し出して、

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瞬時に止めてバットを引く。

しかし自分は完全にスイングしたと確信。

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何故なら、贔屓にしている選手だからです。

三塁側で観戦してましたが、周りにBsファンは多い。

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判定に不満タラタラでした。

「推しに恥かかさんといてくれ」という声に、もっとも恥じるべきは見逃し三振で終わることでは?

推し量れば、あれはスイングしたと容易に判るような気もします。

ハーフスイングに関して手首が返ったとかヘッドが回ってるというのもありますが、定義の根拠はなく、

打者に打つ意志があったかなかったかその一点です。

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益田投手のスライダーは冴えていました。

チャンスをモノに出来なかったとしても、それに挑みスイングした。

自分はそれが嬉しかった。

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綺麗事だと思います。

結果が全て。

しかし結果に繋がる過程も大事。

立ち向かうこと、それは強気にして積極的な気持ちです。

ほんの一瞬の間に恐怖や不安が生じ、迷いすら出てくる。

それを払拭する、打ち返す意思。

田村選手がどこまでその気持ちを読んでいたのか判りませんが、

打とうとする意志を弄んだのかもしれない。

それもまた野球を観る醍醐味。

呆然と立ち尽くす敗者。

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最大の名誉とは、決して倒れないことではない。倒れるたびに起き上がる事である。

孔子の言葉です。

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球場を出て、煙草の煙をぼんやり見ながら聴いていました。



不撓不屈だからこそ、この敗者の姿が美しいと贔屓だからこそ感じた夜でありました。

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この日、松葉投手はプロ入り初の完投勝利。

Twitterでは勝利した瞬間は勿論のこと、いろんな画像をアップしました。

しかしこの観戦ブログはBsに一切触れない暴挙ですw

いや、最後に一人だけ重要な選手の画像を貼ります。

実はこの日、もっとも注目していたのは森選手でした。

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自分は彼が捕手をしているのを観るのが初めてなんです。

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高校時代の彼の存在は知っていても、1試合も観てませんでした。

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Bsの選手に照準合しているようで、

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気持ちは森選手の一挙手一投足を気に掛けていました。

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判ったことは経験不足。

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ただ、それだけ。

質あるのだから、経験が彼を強く太くさせると思いました。

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洗髪の高橋投手のストレートが抜けてまともなビッチングにならず、これは経験がないに等しい

彼には過酷でありつつも勉強になる状況だな、と。

やたら上から目線のような表現ですが、ボーイズリーグから大学まで捕手をして、

今は母校で指導の手伝いをしたりもしているのでどうしても目線は捕手もしくはバッテリーに向きます。

捕手はその次をめまぐるしく頭の中で展開し、分析していくのが仕事です。

大きいのか小さいのかといったファールの質を瞬時に考えるのは常ですし、

タイミング狂わせて空振りさしたらその先どうするかは重要。

そしてその先の読みを感じ取る野手の微妙な移動確認と指示。

ストライクゾーンから見て、打たれた場所、打たれなかった場所も重要。

打たれたらそれは長打なのか単打か。

打球はゴロだったかライナーか。

イニング数、得点差、アウトカウント、ボールカウント、打順。

高校時代とは世界が違う。

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この日、自分はこの時が来るのを待ち続けていた瞬間がありました。

打席に入る直前の森選手とそれを立って見ている若月選手。

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次世代の侍JAPAN捕手のツーショット。

自己満足ですが、随分としびれました。

野球と音楽を掛け合わせているのがこのブログですが、もともと音楽あっての生活であります。

そしてこの時の森選手を観ててピンときたのがこの曲です。



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@T

Author:@T
雑多とした内容を適当に。
タイトルは、山頭火の俳句より。
【注意】
IEだといろいろ崩れるようです。


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